本場四川の家庭の味をエンジョイしました♪

福岡に住む私達の友人、中国からの留学生Dong Dongさんの両親が四川省成都市から日本へ遊びに来られました。

 

Dong Dongさんとは、ふとしたことからお知り合いになり、彼女はとってもいい人で、心あたたか~♪ いつもご両親のことを楽しそうに話されるので、ぜひお会いしたいと思っていたら、今回その願いがかないました。さすが、Dong Dongさんのご両親、ご両親も、とてもほんわか、温かい方々で、初めて会ったのに一緒にいると心地よく、とても楽しい時間を過ごせました。


Dong Dongさんのご両親は1ヶ月前に成都市を発つ時から、うちでのお食事会を計画されていたらしく、このための食材色々(黒酢まで)をはるばる中国から、色々持ってきて下さいました。わ~、お疲れ様です、感謝感謝!!

 

日本では見たこともないような食材の数々。お父さんがメインで料理して下さり、お母さんもちょこちょこお手伝い。お2人は全く英語を話されないので、Dong Dongさんが通訳してくれないと、全く分かりません。身ぶり手ぶりのゼスチャーを駆使してコミュニケーションする楽しさを久々に感じました。

 

四川料理は相当辛いらしく、お父さんは、「Megさんは食べれるかなぁ~?」と最初は心配されてましたが、涙や汗が出るような辛さではなく、スパイスは効いているけれど、じわっと辛い感じで、私でも問題なく美味しく食べれました。

 

出来上がったメニューは、火鍋、キクラゲときゅうりの黒酢和え、茄子の炒め物、カボチャのデザートの4品。私達のためにベジタリアン四川料理で作って下さいました。でもDongDongさんが言うには、もともとあまり肉は食べないそうで、成都にもたくさんベジタリアンのレストランがあるそう。だから、ベジタリアン四川料理でも全然大変じゃないと言われました。

 

火鍋は日本でいう鍋スタイルで皆で食べる食べ方。鍋に真っ赤なトウガラシと真っ赤なオイルが浮かんで、見た目は相当辛そう。調理中に味を見るお父さんが、何度も咳き込み・・・辛いの慣れてるお父さんが咳き込むくらいだから、相当辛いのでは??と不安に(-_-;) でもお父さんは、50何日ぶりに、四川の辛い料理を食べたから、久しぶりだから咳が出たと。

 

火鍋の食べ方は、取り皿に細かく刻んだ生ニンニクと、ごま油を入れ、(黒酢を足しても良い)鍋からそぉぉっと芋麺、その他の具をすくい、皿のニンニクとごま油と混ぜて食べます。スープにしっかり塩味、スパイスが効いているので、それだけで食べれます。「辛いから、ゆっくり時間をかけて食べてね」とお母さん。

 

鍋から具をそぉぉぉっと取るのは、具を誤って鍋の中に落としたり、芋麺がかなりビヨォォォンと伸びるので、気をつけないと周りに真っ赤な火鍋オイルが飛び散って迷惑になるから。火鍋マナーを知らなかったSteveは思いっきり具を鍋に落とし、お父さんの真っ白いシャツにポツポツの赤い火鍋シミを付けてしまった(-_-;)  お父さん、苦笑いで大丈夫大丈夫!No problem! メィウェンティーと言ってくれました。ごめんなさいm(_ _)m

 

超辛い鍋と、普通に辛い鍋の二つを用意してもらい、超辛い鍋はお父さんとSteveが食べましたが、相当辛いのも大丈夫なSteve、これは全然平気だったらしく、お父さんは「いやいや、これは序の口。四川にはもっと辛い食べ物があるから、四川でぜひ食べて!」と。

 

最後にご飯を入れて雑炊を作ることもなく、せっかくの味がしっかりついたスープは飲まずに捨てるんです。そう、プカプカ浮かんだ大量のスパイス等々も捨てるんです・・・あぁ、せっかくの美味しいスープがぁぁ~ でも、残ったスープは、あと一回使えるそうで、お父さんが、丁寧に残った具を取り除いて、もう一度火にかけて、もう一度使えるように準備して下さいました。ということで、その日の夜も、もう一度火鍋を作ってSteveと2人でまた堪能♪

 

火鍋以外は、味はとても淡白でシンプル。キクラゲときゅうりの黒酢和えも塩加減はかなり控えめ。こういうスタイルの珍しいスパイスを多用した中華料理は初めて。アメリカでも日本でも食べたことがない、とても新鮮な味。これはくせになる~!!

 

本当に楽しく美味しかった!来年、今度は私達が成都に行きます!と別れました。どんなところか想像がつかないけれど、こんなにいい方々に案内してもらう成都はきっと素晴らしい!楽しみ~ ヨガも教えられたらいいな!