ホタルの季節・・・

昨夜のゆるヨガクラス中に、ホタルが窓ガラスにとまって蛍光緑の光を放ってました。子供のポーズ中の皆さんも、「ホタルですよ〜♪」の私とSteveの声に、「どこどこ?」としばし、ホタルの光を眺めてました(^^) 毎年、1〜2匹ほど家の周りに見かけます。日本では蛍見のスポットも決まっていて、大勢の人が短い間だけの貴重なホタルを見に出かけるのが、この季節の定番になっていますね。英語でホタルはfirefly 。「火のハエ」と書いてホタル・・・風情も何もないですね(;^ω^)


日本のホタルは、とてもか弱く、1ヶ月程の短い命で、甘い水(きれいな清流)を好み、ヨワヨワ・・・ヒラヒラ~~と、儚いイメージがありますよね。私もアメリカに住むまではホタルと言えば、そんなイメージを持ってました・・・が!私達が住んでいたアメリカ中西部(プレーリー辺り)ではホタルは全く、貴重な存在などでは全然ありゃ〜しませんでした。

うちの近所のホタルは、その国の人々のように、日本のホタルと比べて大きく、頑丈で、川はおろか、湖もないので、甘い水など無縁な土地で、しっかり図太く生きていました。

 

蛍シーズンも長く、夏の間中だから3ヶ月くらい、蛍の光を楽しめました。住宅地でもホタルが普通に見れるので、ホタル見のスポットなどもありません。

 

6月に入る位から、何十匹ものホタルが庭のあちこちをブンブン元気よく飛びはじめ、庭仕事をしてると、うざったいほど。ブンブン・・・ブンブン〜(^▽^;)

 

でも、夜は素敵でした!

毎晩、夜になると、歩道の脇に植えてあるオークの大木に、たくさんのホタルの光がクリスマスツリーのライトのようにのチカチカ瞬き、空中にも、これまた何十匹ものホタルがヒラヒラと光りながら漂います。

 

blink 光がチラチラ、チカチカ

 

その様子を玄関のステップにSteveと二人で座って、眺めるのが夏の夜の定番でした。

まさに、プライベート蛍ショー!

 

ホタルの群がる木の、遠く向こうに見える近所の家々の窓の灯りもやさしく、このまま、この眺めを切り取って額に入れたいほど、絵になるメルヘンチックな風景でした。

 

もちろん、日本に帰ってからも、自宅近くのコスモス公園へ蛍見にも行きます。しかし、日本での蛍見は風情はあっても、ホタルの数も勢いもそれほどなく、アメリカの蛍の思い出にはかなわないかなぁ・・・

 

 

ちなみ、アメリカでは蛍はこのように数が多く貴重ではないので、子供達が蛍のお尻から蛍光塗料を取って、それを顔や体に塗って遊ぶそうで、Steveも子供の頃は、まぶたや目の下、頬、手の甲などに蛍の汁を塗って遊んでたそうです。

 

When I was a kid, we used firefly's bottoms as glowing body paint. 子供の頃、蛍のお尻の汁を蛍光ボディーペイントとして使ったもんだ